2019年6月3日月曜日

雑記「サ店でだらだら未練たらたら」作成について

やる夫初短編。
作成に思いの外、苦戦したのでまとめておきます。
乱筆乱文ご容赦のほど。

正味43レスなので、長編の1話分の半分の分量で、実際制作には1週間程度しかかけていない。けれども、すごく疲れた。

書いた方法。
テキストだけ先に打ってお話が9割完成。
AA選定、貼り付け、改変等。
ラスト付近をAA貼り付けながら作成。
見直し。手直し。

作り方自体はそこまで普段と変わらない。
では、どこで苦戦したのか。

1. テキスト

ポエミーなモノローグで進行する本作だけど、最初にテキスト打ち出した段階だと普通の文章だった。もっと説明くさい感じ。ただ、モノローグ単独進行するには、ツライのでポエム調に修正した。

修正前テキストが残っているもので例を挙げると、

○修正前
やけに甘ったるい紫煙が鼻腔を刺激する
アイツが吸ってたのとはちがう臭い
私はタバコを吸わないけど、アイツは吸う

○修正後
甘ったるいけど嫌な臭い
アイツが吸ってたのとはちがう臭い
私は吸わないけど、アイツは吸う

言葉で説明すると、単語の再選定、接続詞の排除、省略できる単語の削除、韻を踏む等。
韻を踏むのは比較的簡単で実用的なテクニックなので、これを読んでる人はやってみるといいと思います。

「狼の女王」でのテキスト修正はセリフ回しとか内容ぐらい。意図的にこれをやるのはすごく久しぶりだったので疲れた。長台詞が多い「狼の女王」に慣れてるので余計に。

単語の選定は正直甘かった気はする。

2. AA

作業的に辛かったのはやはりAA。

辛いポイント1、主役二人。

今回の配役、できない子とできない夫は普段使っていないキャラで、どこになんのAAがあるかわからない。シーン一つのAA選定に、朝倉さんを使うときの倍かかる。
できない子は「強そうなAA」が多くて、そこから使えるAAを探すのも手間取った。

舞台や効果もファンタジーから現代で、背景や小物のAAを探すだけで時間が浪費された(これはいつものことだけれども)。
あと羽根。汎用の羽根は使いにくかったので、「たとえ灰になっても」のクロエルから取った。

主役に選んだ理由はこのAA。
イメージにピッタリすぎて、これしかないと思った。
2ch系でAA数の多いこの二人は細かいAAも多いので、今回のような心情描写一本槍の話で、絵的に見せるのにも使いやすかった。


辛いポイント2、モノローグ。

おりんりんで囲むだけとはいえ、手間は手間。しかも、なるべく枠も揃えようと考えて、1dot単位でずらしたりしていたので余計に。じゃあ全部揃ったかというとそうでもない(ソフトではなく、私の怠慢)。

ただ、普段しない表現をふんだんに使えたのは良かった。その分苦労したけど。


このシーンの縦線はやる夫DISCORDで教わった、おりんりんエディタの「縦書き機能」で縦線を引いた。これは収穫だった。簡単に縦線が引ける。「|」を連打するだけでいい。

3. まとめ

話は一日でできたから、三日でできると思ったら甘かった。
短編をつくっている間、当然、本スレの作業は止まる。
掛け持ちするとエタるの意味がよく理解できました。

ただ余力があればまた何か作れればと思います。



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